合格率の推移で見るビル管理士試験 (建築物環境衛生管理技術者試験)運も大切(・・?
「ビルメン転職マニュアル」版ビル管理士試験研究レポート
ビル管理士試験の受験者はたいがいこんな会話をしています、、
「今年は当たりの年かな❔、、
それとも、、外れの年か、、、。」
一体なんで受験年度によって当たり外れがあるのでしょうか?
数字は明確に物語っておりますのでご覧ください!
ビル管理士の試験の合格率の推移をさらっと紹介したいと思います。
【ビル管理試験の合格率】
1994年(平成 6) 6,488人 1,140人 17.6%
1995年(平成 7) 6,332人 859人 13.6%
1996年(平成 8) 6,498人 796人 12.2%
1997年(平成 9) 6,720人 1,215人 18.1%
1998年(平成10) 7,053人 995人 14.1%
1999年(平成11) 7,623人 1,674人 22.0%
2000年(平成12) 7,559人 1,680人 22.2%
2001年(平成13) 8,365人 1,744人 20.8%
2002年(平成14) 9,031人 1,445人 16.0%
2003年(平成15) 9,709人 1,895人 19.5%
2004年(平成16) 9,625人 947人 9.8% (ダメダメ)
2005年(平成17) 9,959人 3,512人 35.3% (ラッキー⤴)
2006年(平成18) 8,632人 811人 9.4% (ダメダメ)
2007年(平成19) 9,489人 1,746人 18.4% (まあまあ)
2008年(平成20) 9,312人 1,666人 17.9% (まあまあ)
2009年(平成21) 9,918人 1,827人 18.4% (まあまあ)
2010年(平成22) 10,194人 1,700人 16.7% (まあまあ)
2011年(平成23) 10,241人 1,367人 13.3% (ダメダメ)
2012年(平成24) 10,599人 3,467人 32.7% (ラッキー⤴)
2013年(平成25) 9,441人 1,000人 10.6% (ダメダメ)
2014年(平成26) 10,095人 2,335人 23.1% (ラッキー⤴)
2015年(平成27) 9,827人 1,861人 18.9% (まあまあ)
2016年はどうなる(・・?
おそらく、、、、
「まあまあ」の年度になりそうな予感!
【ビル管理士試験の法則を知る】
この試験の特徴は
年度により合格率の差が激しい!!
という事です。
2004年から試験の合格率を確認し、
合格率の高い低いにより以下のように仕分けしました。
①ラッキー(合格率20%超)
②まあまあ(合格率20%以下)
③ダメダメ(合格率10%前後)
3ランクに分別しました。
皆様もお気づきだと思いますが、、、
ビル管理士の試験の法則がありますね。
①ラッキー年の次の年はダメダメになる可能性大!
②ダメダメ年の次の年はラッキーになる可能性大!
この2点です。
明らかに試験主催者側が意図的に合格者数を制御している
と考えられますね。
もちろん、
合格ボーダーラインを変更していませんので、
試験問題を一気に新傾向問題に差し替えて受験者を
ふるいにかけているんですね。
ですので、、、
必死に学習したとしても、
ダメダメ年にあたってしまうと
「過去問必死で勉強したのに何か難しすぎるぞ!!」
と試験中に疲労困憊➡不合格となる人が多いですね。
ダメダメの年の受験会場から帰る受験者の口からは
「ちくしょー! 来年も受験料儲ける為に難しくしやがって!」
という言葉があふれ返っています。
逆に、
ダメダメ年の翌年は合格率が一気に上昇しますので、
是が非でも学習して合格してしまいたいです。
それにしても受験年度によって、
合格率が
35%だったり、
9%だったり、、、
たまったもんじゃないですよね、、。
普通の試験ではここまで差がつくことはありえないですが、、。
【まとめ】
①ビル管理士試験には合格しやすい年としにくい年がある
②前年の合格率が極端に低いなら翌年は合格率急上昇する
③前年の合格率が極端に高いなら翌年は合格率急下降する
④つまり、、、運不運の要素も結構ある試験って事ですね
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