2級ボイラー技士にあらずんばビルメンにあらず!?ビルメン、ビル管理の求人に必ずついてまわる資格
【2級ボイラー技士の難易度】☆
【実務で役立度】☆☆
【合格しないと気まずい度】☆☆☆☆
【2級ボイラー技士の試験日】
毎月1回各地方の試験センターで開催(詳しくはコチラの協会ホームページへ)
【試験の主催者】安全衛生試験技術協会
【2級ボイラー技士の合格率】
平成27年度は年平均で約60%
受験者数 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|
平成27年度 | 28060 | 16935 | 60.4 |
2級ボイラー技士ってぶっちゃけ実務で役立つの?
って思いませんか?
実際の現場目線ではどんな感じなのかを紹介してみます。
2級ボイラー技士って?
2級ボイラー技士はビル管理・ビルメンテナンス・設備管理業界における
最初に受験する資格です!
業界未経験でビルメンテナンス、ビル管理、設備管理業界へ就職、転職しようとされる方は前もって取得して就職活動に備えるべきと感じます。
2級ボイラー技士には実務経験が不要で、誰でも自由に受験可能です。
(試験の受験は誰でも可能ですが、資格カードの発行にはボイラー協会の講習を数日受講しなければなりません!! これは近所の工場などでボイラーを見学して、 少し操作してみたりする実技見学講習とボイラーの先生からの講義3日間で構成。
毎日出欠確認されるので一日でもさぼれば肝心のボイラー技士資格証が貰えませ んのでご注意下さい! ボイラー講習は今や絶滅危惧種のような1級ボイラーの上位資格「特急ボイラー技士」の先生が過去にあった爆発事故の事などちょくちょく 驚かす話をしてくれます。ボイラーマニアの話を聴ける良い機会と思ってしっかり聴いてみて下さい)
2級ボイラー技士の必要性の実際、、
ビル管理・設備管理・ビルメンテナンス業の実務をする上で
2級ボイラー技士は、
事実上必要性が無いのでは?!!。
と思える資格です。
ボイラーも非常に発達しており、
2級ボイラー技士の資格が不要なボイラーが主流ですから。
困った事に、業界の実態はそんな感じです。
ボイラーはボタンをぽちっと押せばほぼ操作は不要です。
配管のバルブをいじる等の簡単な手動操作は存在しますが、
ボイラー本体はコンピューター自動制御で、
さらにはボイラーメーカーが遠隔監視しております。
昔のように職人が常時張り付いて火加減を管理するなどありえません。
さらに、
今時のビルでは電力で大量のお湯を作る温水発生装置も発達していて、
「ボイラーってなんか危ないしいらないよねっ」ってオーナーも多いですね。
そんな現状であるのに
何故、ビルメンテナンス業界は2級ボイラー技士の人気が無くならないのか?、、
恐らく、、ボイラーが火を使う結構危なっかしい設備である点と思います。
もちろん、日本のボイラー設備は通常使用で不具合などない優秀なものばかりです。
しかし、
それでも、ボイラーって非常に危険な高圧蒸気を作るやばいヤツなんですよ。
水位計は正常なのか?、本体の全ブローの必要な時期では?何か異音が!給水しなくて緊急停止した!などなどたまにヒヤッとさせてくる設備なのです。
ですのでボイラー素人の人間よりも、
必要最低限のボイラー設備知識を持った「2級ボイラー技士」に取り扱って欲しいとオーナーも考えるのでしょう。
ビルのオーナーも「ボイラーの免許ある人に運転任してるし大丈夫だろ」と感じるのです。
2級ボイラー技士まとめ
2級ボイラー技士の資格勉強をしていると、空気力学、熱力学、燃料などの事が分かるようになります。完全な素人状態から少しレベルアップするんです。
これだけでも勉強する価値は大と思います!
そして、資格証のカードの作りが丈夫で所有感がしっかりもてるのも良いですね。
現在時点でビルメンテナンス業界でまだまだ必要なのが現状ですので2級ボイラー技士を
是非とも受験してみて下さい。
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