【ビルメンテナンス・ビル管理の業界あるある! 現場の管理契約が他社に変わった時にあなたはどうなる?!】
ビル管理、ビルメンテナンス業界で働いていると避けられないのが
「自分の管理する現場の管理契約が打ち切りになる!!!」瞬間です。
これはとても恐ろしい瞬間ですが、確実に、そして
あっさりと訪れます、、!
その瞬間はあなたの現場の所長がある朝突然伝える事でしょう、、。
しかし、何も恐れる事もありません。
ビル管理業界では管理契約は一年単位です。
ですので、毎年毎年、契約更新がやってまいります!
ビルのオーナーは毎年、「このビル管理会社で良いのか?」と考えますし、
多くのビル管理会社がビルのオーナーに営業攻勢をかけてきます。
では、ビルのオーナーは何を基準にビル管理会社を選定しているのでしょうか?
簡単に説明します。
ビルのオーナーには大きく2種類に分かれます。
その1
「技術力を評価し、多少の高い契約金額でも契約するかわりに修理対応などの要求を出してくるオーナー」
その2
「より安く安くのみを基準にして、修理などは一切を外注に出してしまい、管理会社は取次役程度でOKと見るオーナー」
前者なら修理対応などで信頼が出来て契約更新されていく事が多いと感じます。
逆に後者なら、オーナーはより安い見積もりを持ってきた営業マンにすぐなびくので契約が打ち切られると思います。
※系列系ビル管理会社はグループ内での契約ですので昔ほどでは無いにせよ、契約はほぼほぼ自動更新になります。
もしもあなたの管理する物件の契約が打ち切られた時、あなたは一体どうなってしまうのでしょうか?
パターン①
現場の管理期間の終了を持ってあなたの会社が抱える他の管理物件に配置転換になる。
他に管理物件を多く抱える会社なら当然このパターンになるでしょう。
パターン②
新たに契約を勝ち取った会社(あなたの会社のライバル)があなたを引き抜く!
このパターンも非常にありがちなパターンです。
会社を移るかは当然あなたの自由意思です。
変な会社が来た場合は、なにかと意地悪な輩が「俺らの会社の人間が上だから指示に従え!」と横暴な扱いをしてくる場合もあるかもしれません。変な奴はどの業種にもいます。
逆にまっとうな会社が来た場合には「我々はこのビルの事をよくわからないので逆に適切なアドバイスを下さい」と謙虚に対応されることもあります。
まれに新たな会社として「大手系列ビル管理会社」がやってきてその会社の正社員になるパターンも私は見てきました。(災い転じて福と成す!!って奴ですかね)
このパターンの場合は、契約奪われたけどみんなのテンションが上がりまくっているなんて状況もあります、、。
より大手の会社に所属したい志向の方には超ラッキーなパターンですよね。
まあ契約社員で来てくれないかと言われるかもしれませんが、大手なら他の現場への移動や正社員に移行などもありますのでよく交渉して下さい。
パターン③
これは一番痛いパターンです。
もしもあなたの会社が中小企業で管理物件も少ないとしたら、、
そして契約社員で単年契約の身だとしたら、、
「君とは次回の契約更新は出来ない、、すまないがこの状況だし」と告げられるでしょう。
なにやら悲しい結末ですが、あまり悲観しないで下さい!
その時あなたにはビル管理業界での「実務経験がある!」のですから。
気分をさっと切り替えて転職の準備をさっさとしましょう。
現場が無くなり契約更新出来なくての転職活動は業界的には何も恥じる事ではありません!
人手が足りない会社なら実務経験者を採用したいと考えていますので。
【結論】
大きく3つのパターンを見てきました。
他のパターンもありますがレアです。
パターン②にしてもパターン③にしても、あなたに技術力が有る無しが重要な要素になるでしょう。
技術の有る無しは非常に抽象的でとらえどころがありません。
一緒に働く同僚では無いので他社の人間には全く分かり得ない事です。
そんな時に技術力を具体的な分かり易い形でアピール出来るのが
当然、、! 「資格」です!
そう、ビルメンテナンス、ビル管理業界の資格です。
とにかくより多くの、そしてより評価されるビルメンテナンス系の資格を取得して下さい!!
第三種電気主任技術者(電験3種)やビル管理士、エネルギー管理士
などの資格はこういう時に大きく威力を発揮します。
電験3種やビル管理士は管理契約の受注にも影響ある資格ですのでやはり強いですよ。
私はこれまでビル管理業界の転職者を何人も見てまいりました。
やはり電気主任技術者の資格がある人は何歳になっても転職がしやすいです。
この資格が取得出来ないのなら根性でビル管理士だけは取得しましょう。
ビル管理士も転職には大変有利です。
ピンチの時にあなたを守るのは資格!
これは当サイト「ビル管理・ビルメン転職マニュアル」の超重要マニュアルです。
→参考記事「中高年の就職に有利な資格まとめ(資格別の求人数!)」
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